2021年12月31日
我が家の子供たちは、なぜかフグが大好きです。
当然高いので、いつも食べさせてあげられないのですが、
お正月という事もあり、近くの鮮魚店へ買いに行きました。
ただ、フグが好きという人はあまり聞いたことがなく、
「食べてもポン酢の味しかしない」とか「カワハギと一緒」といった声をよく聞きます。
しかしながら、美食家の北大路魯山人さんは、「フグの美味(うま)さというものは実に断然たるものだ――と、
私はいい切る。これを他に比せんとしても、これに優(まさ)る何物をも発見し得ないからだ」とおっしゃって
いるくらいですから、フグは絶対に美味しいはず。
一説によると、美味しいと感じない人には食べ方に問題があるそうで、フグで一番有名なトラフグのうまみは、
イノシン酸、グリシン、リジンという複数のアミノ酸系うまみ成分の組み合わせでできているとの事。
よって、トラフグのうまみ成分はかめばかむほどしみ出してくる。そして非常に長く舌に残る。
トラフグの魅力を最大限堪能するには、まずはこのことを頭に入れておきたい。1回かんで飲み込むなどはもってのほかだそうです。
ご参考になるのか分かりませんが、とある記事にあった
美味しく召し上がるフクの食べ方をご紹介しておきます。
(1)口先ではかまずに奥歯に持ってくる
(2)うまみを感じる味蕾の場所を意識し、奥歯でゆっくりかむ
(3)片方の奥歯から反対の奥歯に向かい、舌の上で転がすように移動させる
(4)長くかんで、塩味を感じなくなりそうなところで飲み込む
(5)すぐに他の食材や飲み物を口に入れず、余韻を楽しむ
ちなみに、私が買いに行った「ときよし鮮魚店」、
光市のふるさと納税の返礼品としてお取り扱いがございますので、是非どうぞ。
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